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■6,000種類ほどからなる大きなこのグループは、過去にいくつもの科に分割されたり、まとめられたり混乱しています。
タテハチョウ科の分類については以前から色々な意見があり、下に紹介する「亜科」のなかでも、テングチョウ亜科、ホソチョウ亜科、ドクチョウ亜科、ジャノメチョウ亜科、ワモンチョウ亜科、モルフォチョウ亜科、フクロウチョウ亜科、マダラチョウ亜科、トンボマダラ亜科をそれぞれ独立した科として扱うことが多くあります。ここに紹介するすべての亜科を含めた科を「広義(こうぎ)のタテハチョウ科」と呼び、前述に紹介した亜科を除いてまとめたものを「狭義(きょうぎ)のタテハチョウ科」と呼びます。現在は大分広義のタテハチョウ科に統一され始めていますが、まだしばらくは狭義のタテハチョウ科も使われることでしょう。
タテハチョウ科の大きな特徴は前脚が退化して歩行に適さないことですが、シジミタテハ科のオスも同様に前脚が退化していることから、それだけではなく、触角の先に3つの嶺があることが挙げられます。現在タテハチョウ科には以下の亜科が属します。
- テングチョウ亜科(Libytheinae)
- フタオチョウ亜科(Charaxinae)
- カバタテハ亜科(Biblinae)
- イチモンジチョウ亜科(Limenitidinae)
- イシガケチョウ亜科(Marpesiinae)
- コムラサキ亜科(Apaturinae)
- ヒョウモンチョウ亜科(Argynninae)
- タテハチョウ亜科(Nymphalinae)
- ホソチョウ亜科(Acraeinae)
- ドクチョウ亜科(Heliconiinae)
- クビワチョウ亜科(Calinaginae)
- ジャノメチョウ亜科(Satyrinae)
- ワモンチョウ亜科(Amathusiinae)
- モルフォチョウ亜科(Morphinae)
- フクロウチョウ亜科(Brassolinae)
- マダラチョウ亜科(Danainae)
- トンボマダラ亜科(Ithomiinae)