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ぷてろんワールド蝶の生態>冬眠・夏眠

冬眠・夏眠

■冬、日差しが暖かい日、蝶が飛んでいるのを見たことはありませんか?このような蝶は越冬をしていた蝶が暖かくなって動き始めた蝶たちです。蝶たちのサバイバル術を見てみましょう。


冬眠

昆虫の様な変温動物にとって、寒い冬は死と直面した厳しい季節です。成虫にとっては花の蜜がなく、幼虫にしてみれば食草の葉が枯れてしまっているわけですから、この時期に活動していたのでは、たちまちダウンしてしまいます。

このような時期を蝶たちは冬眠という方法を取って冬を過ごします。冬眠をするのは蝶の種類によって卵であったり、幼虫であったり、成虫であったりします。

<卵で越冬>
ミドリシジミ類など

<幼虫で越冬>
オオムラサキ、コムラサキなど

<蛹で越冬>
ギフチョウ、アゲハチョウ類など

<成虫で越冬>
ヒオドシチョウ、ヤマキチョウ、テングチョウなど


春、冬眠から目覚めたカリフォルニアヒオドシ(アメリカ、オレゴン州にて)

夏眠

蝶の中には春、蛹から羽化してしばらく行動した後、夏の間眠ってしまう種類がいます。夏眠については、やはり夏の暑さをしのぐものと思われます。

休眠

このほかにも蝶によって色々な休眠が知られています。砂漠に住む蝶たちは、雨が降るまで休眠する種類もいます。

外因性休眠と内因性休眠

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