ニジダイコクコガネの仲間

Phanaeus and related species

ニジダイコクコガネの仲間は、北米から南米にかけて生息している、食糞性コガネムシ、つまり糞虫(ふんちゅう)の仲間です。日本のダイコクコガネなどと同じ仲間ですが、金属のような光沢をもつ種が多くいます。分類学的に「ニジダイコクコガネ族 Phanaeini」として見ると、この族に含まれるのは12属180種となります。
ここでは私が気まぐれに集めた標本を紹介します。すべての種を載せようというものではありません。

体は丸っこく、金属的光沢があることが多いです。頭部の先はへら状に薄くなっており、糞や土をかき分けるのに適した形になっています。触角の先は丸くなるのも特徴です。前足はへら状で外側はギザギザになって、ふせつは退化して爪がありません。多くの種類のオスはカブトムシのような角を持ち、さらに前胸背板(ぜんきょうはいばん)に複雑な角を持つ種が多くいます。角はオス同士の争いに使われたり、糞を切るのに使われることもあるようです。幼虫の時に栄養が足りなかったオスはほぼ角がなくなることがあり、このような小さいオスはカブトムシと同じく、大きなオスの横をすばやくすり抜けてメスと交尾をする戦法を使います。口には大アゴがありますが、あまり開くことができず、食事は汁を吸うことくらいしかできません。糞は一度栄養が吸収された排出物ですので、そもそも栄養があまりありません。その残された栄養をしっかり吸収するために、腸などの消化器官は非常に長くなっています。また、卵も幼虫が孵化した時にできるだけ栄養を蓄えておくために大きくなっていて、そのためメスの卵巣は一つに集約されています。

北アメリカは主にアリゾナ州より東側で、北はニューヨーク州あたりまで、南はアルゼンチン南部まで広く分布。祖先は中生代(約2億5217万年前から約6600万年前)後半に南アメリカで誕生したと思われ、氷河期の後退とともに北上して北アメリカ大陸に到着し、その後また氷河期の南下とともに南へ戻っていったと考えられています。その南下するときに、メキシコ各地の山や谷に残された個体群が、独立種へと進化したと考えられており、その結果が現在メキシコに多くの種が集中している理由と考えられています。

種類によって、動物のフンや、腐敗したキノコ、動物の死骸を食べます。ミイロニジダイコクコガネPhanaeus vindexの例では、メスがフンなどの餌の下に30cmほど深いトンネルを掘り、そこに少しずつちぎったエサをトンネル内に集め、トンネルの出口をふさいだ後に、糞球を作ります。糞球は直径40mmほどで、外側は4-5mmの土壁でカバーされ、上部には卵が入る小さな部屋が作られます。卵は体の割に大きく、成虫が16-18mmの体長に対して7mmほどの卵を産みます。卵が産まれた後は、やわらかい通気性のある土で部屋がカバーされます。幼虫はコガネムシ科によく見られる形ですが、腹部から背中側が大きく膨らんでいます。これはおそらく成虫同様に栄養を吸収するために長い腸が入っているからと思われます。幼虫は乾燥などに非常に弱く、糞球のヒビなどは自分の糞で修復することができますが、大きな亀裂などが入ると修復できず死んでしまいます。蛹は糞球の中で土繭をつくり、その中で蛹になります。卵から成虫までの期間は6-12か月で、成虫になってからは4か月くらいの寿命と考えられています。なお、飼育下では1年以上生きることもあります。

Diabroctis Gistel, 1857

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ヘリアオダイコクコガネ
Diabroctis mimas (Olivier, 1789)

採集地:ブラジル・パラ州(Brazil, Pará)
大きさ:28mm

チリとエクアドルを除いた南米を中心とした本属で、本種と似たような種が他に4種いる。本種はその中でももっともふつうにみられる種類。牛や馬、人の糞に集まる。


Oxysternon Laporte, 1840

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ミドリツヤダイコクコガネ
Oxysternon conspicillatum (Olivier, 1789)

採集地:ペルー(Peru)
大きさ:24mm

南アメリカ北部の低地に分布する普通種。早朝から夕方まで活動し、主に動物の糞に集まるが、死体にも集まることがある。見た目の美しさから、本種を「幸運の虫」と呼ぶことがある。腹側の中胸から前胸に向けて棘があるのも特徴的。

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アカツヤダイコクコガネ
Oxysternon festivum festivum (Linnaeus, 1767)

採集地:フランス領ギアナ(French Guyana)
大きさ:22mm

アマゾン川の北側に生息する種で稀ではない。日中に活動し、緑色の型も知られている。不思議なことにミドリツヤダイコクコガネと一緒に採集されることはないという。


Coprophanaeus Olsoufieff, 1924

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ヒメムラサキダイコクコガネ
Coprophanaeus bellicosus (Olivier, 1789)

採集地:ブラジル・リオデジャネイロ(Brazil, Rio de Janeiro)
大きさ:31mm

ブラジルの東海岸を中心に分布している大型種。次の3種とまとめて、Megaphanaeusという亜属にまとめられる。最近牧草地の広がりとともに生息地が狭くなってきている。メスも角を持つが、次の3種と比べると小さい。主に動物の死体を食べる。

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ムラサキオオダイコクコガネ
Coprophanaeus lancifer (Linnaeus, 1767)

採集地:ペルー(Peru)
大きさ:39mm

アマゾン川流域に広く生息している、本属で最も大型(50mm以上になることもある)で青い光沢をもっている種。薄暗い時間帯の飛翔し、暗い環境だと青い光沢が目立つという。メスはオスと見分けがつかないくらいの角を持つ。普通種。糞以外にも動物の死体や腐ったヤスデの死骸に集まる。

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ウスアオオオダイコクコガネ
Coprophanaeus ensifer (Germar, 1821)

採集地:パラグアイ(Paraguay)
大きさ:39mm

大型のニジダイコクで40mmを超える個体も珍しくない。メスにも大きな角があり、自分が掘った産卵用のトンネルにほかのオスやメスが入らないよう、角を使って戦う。

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ミドリオオダイコクコガネ
Coprophanaeus bonariensis (Gory, 1844)

採集地:アルゼンチン・チャコ州(Argentina, Chaco)
大きさ:30mm

アルゼンチン北部とその周辺国に分布する種でウスアオオオダイコクコガネより小型の代置種。大型のオスは前胸に二つの角を持つが、小型になるとこの角がなくなりメスとの区別がほぼできない。

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サファイアニジダイコクコガネ
Coprophanaeus saphirinus (Sturm, 1826)

採集地:パラグアイ(Paraguay)
大きさ:18mm

サファイアを思わせる強い金属的輝きを持つ。ただ、次の個体のように必ずしもサファイア色ではなく、変異がある。南アメリカ東海岸を中心に分布し、本属ではもっとも普通にみられる。

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サファイアニジダイコクコガネ
Coprophanaeus saphirinus (Sturm, 1826)

採集地:アルゼンチン・ミシオネス州(Argentina, Misiones)
大きさ:17mm

前種と同種で色違いのもの。主に南部で標高が高いところでこのような赤色の個体が見られるという。主に動物の死体を食べるが、人糞にも集まる。

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ハシウスダイコクコガネ
Coprophanaeus jacius (Sutrm, 1826)

採集地:パラグアイ(Paraguay)
大きさ:25mm

アマゾン川流域に生息し、糞と動物の死体の両方を食べる。多くの文献でまちがえてjaciusという名前で別種が載っており、混乱されることが多い。

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ケルベロスダイコクコガネ
Coprophanaeus cerberus (Harold, 1869)

採集地:ブラジル・ミナスジェライス州(Brazil, Minas Gerais)
大きさ:20mm

写真は小型のオスで、頭部の角がメスのように縮小してしまっている。大型のオスには他の種のように頭部に短い角がある。ブラジルの東海岸一部に生息する種。

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ルリフチダイコクコガネ
Coprophanaeus cyanescens (Olsoufieff, 1924)

採集地:ブラジル・ミナスジェライス州(Brazil, Minas Gerais)
大きさ:24mm

ブラジル東部からアルゼンチン北部まで広く分布する種。前胸に鈍い青色が入る。

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ミロンダイコクコガネ
Coprophanaeus milon (Blanchard, 1843)

採集地:アルゼンチン・エントレリオス州(Argentina, Entre Rios)
大きさ:22mm

アルゼンチン北部を中心に分布。動物の死体を食べ、メスは器用に死体を切り刻んで糞球のような育児球をつくる。よく見ると体は青みがかっている。


Phanaeus MacLeay, 1819

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ハロルドツノダイコクコガネ
Phanaeus haroldi Kirsch, 1871

採集地:ペルー(Peru)
大きさ:18mm

長細い角を持っているのが特徴。体は強い光を当てると緑がかって見える。

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ミドリツノダイコクコガネ
Phanaeus palaeno Blanchard, 1843

採集地:パラグアイ(Paraguay)
大きさ:16mm

本種と次種は頭部の先が二股に分かれており、また前胸の角も湾曲していて本属の他の仲間と形が異なる。将来違う属として扱われる可能性もあるのではないであろうか。

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ヒメミドリツノダイコクコガネ
Phanaeus martinezorum Arnaud, 2000

採集地:アルゼンチン・コリエンテス州(Argentina, Corrientes)
大きさ:14mm

前種と同じ種と考えられていたが、近年独立した種として扱われるようになった。なお、この個体は小型の種なので、前種との比較にはあまり使えない。

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サビイロニジダイコクコガネ
Phanaeus chalcomelas (Perty, 1830)

採集地:エクアドル(Ecuador)
大きさ:15mm

錆びた鉄のような模様をしているのが特徴。次種に似るが、頭部の角の基部が太くなることで区別ができる。

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アカフチサビイロニジダイコクコガネ
Phanaeus camberforti Arnaud, 1982

採集地:ペルー(Peru)
大きさ:17mm

前種によく似るが、頭の角の基部が太くならないのと、より多くの赤色が入ることで区別ができる。

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ヒメサンカクニジダイコクコガネ
Phanaeus prasinus Harold, 1868

採集地:ベネズエラ(Venezuela)
大きさ:18mm

ニジダイコクコガネの仲間はこのように前胸が丸っこくなる種と、角がとがって三角形になる種がいる。

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ミツバニジダイコクコガネ
Phanaeus tridens moroni Arnaurd, 2001

採集地:メキシコ・ベラクルス州(Mexico, Veracruz)
大きさ:15mm

前胸の角が複雑な種。赤から緑へのグラデーションがとてもきれい。近年この亜種が独立種とされることがある。原名亜種は次の通り緑色一色となる。

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ミツバニジダイコクコガネ
Phanaeus tridens tridens Castenau, 1840

採集地:メキシコ・ゲレロ州(Mexico, Guerrero)
大きさ:14mm

tridensとしてよく知られているのは、前種のmoroniであるが、原名亜種はこちらの緑一色のタイプとなる。

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ダフニスニジダイコクコガネ
Phanaeus daphnis Harold

採集地:メキシコ・ゲレロ州(Mexico, Guerrero)
大きさ:14mm

前種によく似るが、本種は前種の分布から離れていて、より西側に生息している。

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オオミツバニジダイコクコガネ
Phanaeus eximius Bates, 1887

採集地:メキシコ・ベラクルス州(Mexico, Veracruz)
大きさ:15mm

ミツバニジダイコクコガネに似るが、前胸の中央から出ている突起がよりシンプルで、色も赤っぽい金属色一色である。一方、見る角度によってはすべて緑色に見える。

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ルリフチダイコクコガネ
Phanaeus furiosus Bates, 1887

採集地:メキシコ・ハリスコ州(Mexico, Jalisco)
大きさ:15mm

濃い緑色をした美麗種。特に頭部から前胸にかけては輝きも強い。ここにある個体は中型の個体で角の発達がいまいちである。

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ルリフチダイコクコガネ
Phanaeus pseudofurcosus? ?

採集地:グアテマラ(Guatemala)
大きさ:15mm

前種の亜種、もしくはシノニムとなる可能性がある。前胸の中央にある角はミツバニジダイコクコガネと同じく二股に分かれているので、ミツバニジダイコクコガネなのかもしれない。

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サンカクニジダイコクコガネ
Phanaeus triangularis (Say, 1823)

採集地:アメリカ合衆国・バージニア州(USA, Virginia)
大きさ:18mm

ニジダイコクコガネは前胸が三角になっている種が多くいるが、このように黒くなる種はかえって少ない。

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アクマニジダイコクコガネ
Phanaeus demon Castelnau, 1840

採集地:ニカラグア(Nicaragua)
大きさ:18mm

前胸の角が非常にユニークな形をしたニジダイコクコガネ。この仲間の中では光沢が最も強い。

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ルリフチダイコクコガネ
Phanaeus pilateni Harold, 1863

採集地:メキシコ(Mexico)
大きさ:19mm

次の種のメキシコニジダイコクコガネによく似ている。青から緑へのグラデーションが非常に美しい。輝きはメキシコニジダイコクコガネより少し鈍いように見える。

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メキシコニジダイコクコガネ
Phanaeus mexicanus Harold, 1863

採集地:メキシコ・ベラクルス州(Mexico, Veracruz)
大きさ:20mm

メキシコに分布する中型のニジダイコクコガネ。色はこの個体のような緑から赤い個体まで変異がある。

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アメジストニジダイコクコガネ
Phanaeus amythystinus Harold, 1863

採集地:グアテマラ(Guatemala)
大きさ:21mm

この標本はかなり大型の個体。トリケラトプスを思わせるような体形が特徴。

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ルリフチダイコクコガネ
Phanaeus palliatus Sturm, 1843

採集地:メキシコ・メヒコ州(Mexico, Mexico)
大きさ:15mm

アメジストニジダイコクコガネに似るがより小型で色も黒色に近い青色。これでも比較的大型の角を持っている。

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ダモクレスニジダイコクコガネ
Phanaeus damocles Harold, 1863

採集地:メキシコ・オアハカ州(Mexico, Oaxaca)
大きさ:14mm

前胸が緑、翅は濃い青色をしたツートーンのおしゃれな種類。この個体はやや小型で角も小さい。ニジダイコクはカブトムシのように角の大きさが色々とある。。

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ミドリニジダイコクコガネ
Phanaeus quadridens (Say, 1835)

採集地:アメリカ合衆国・アリゾナ州(USA, Arizona)
大きさ:17mm

前胸の突起が内側に2つあるのが特徴。緑の光沢が大変美しい種。ニジダイコクの翅は種類によって筋が入ったり入らなかったりするが、このように筋が無い種は輝きが強いような気がする。

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ツヤミイロニジダイコクコガネ
Phanaeus igneus MacLeay, 1819

採集地:アメリカ合衆国・フロリダ州(USA, Florida)
大きさ:17mm

次の2種と近縁だが、光沢が一段と強いのが特徴。次の2種と並び、他のニジダイコクコガネの仲間とは違うグループに分けられる。

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ミイロニジダイコクコガネ
Phanaeus vindex MacLeay, 1819

採集地:アメリカ合衆国・フロリダ州(USA, Florida)
大きさ:17mm

北アメリカ広くに分布する美しいニジダイコクコガネ。飼育などもされており、生態は詳しく知られている。前胸は角度によって赤く見える。

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ヒメミイロニジダイコクコガネ
Phanaeus difformis LeConte, 1847

採集地:アメリカ合衆国・テキサス州(USA, Texas)
大きさ:15mm

ミイロニジダイコクコガネに似るが、前胸上部の角はあまり突き出ないのが特徴。

Sulcophanaeus Olsoufieff, 1924

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カブトダイコクコガネ
Sulcophanaeus faunus (Fabricius, 1775)

採集地:ペルー(Peru)
大きさ:35mm

ユニークな角を持っていて、他の種と一見で見分けることができる。本属の中で最大種となる。アマゾン川流域広く分布し、南はパラグアイまで生息する。生息地では稀ではない。主に夜に活動し、動物の死骸や糞に集まる。

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オニニジダイコクコガネ
Sulcophanaeus leander (Waterhouse, 1891)

採集地:ベネズエラ(Venezuela)
大きさ:21mm

ベネズエラとコロンビアに分布する。メキシコニジダイコクコガネに似るが、前胸の角の形が違う。メスも頭に二股の角がある。カピパラやワニなどの糞に集まり、朝夕の暗い時間に活動する。属名のSulcoというのは、Sulcate(筋)から来ており、前翅に筋が入っていることから由来する。

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アカニジダイコクコガネ
Sulcophanaeus chryseicollis (Harold, 1863)

採集地:メキシコ・プエブラ州(Mexico, Puebla)
大きさ:19mm

前胸は金属的赤、翅はつや消し黒のおしゃれな種。本属の中では最も小さい種とされている。低標高の常緑樹林に生息し、主に夜間に活動すると報告されているが、稀に昼間でも観察されることがあるという。

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テイオウニジダイコクコガネ
Sulcophanaeus imperator (Chevrolat, 1844)

採集地:アルゼンチン・カタマルカ州(Argentina, Catamarca)
大きさ:20mm

パラグアイ、ボリビア、アルゼンチンに分布し、牧場などで特に牛の糞で普通に見られる。色の変異がある。ニジダイコクコガネの仲間でもっともあでやかな種。色も角度によって緑から黄色、赤に変化し大変美しい。

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ベーツニジダイコクコガネ
Sulcophanaeus batesi (Haqrold, 1868)

採集地:アルゼンチン・カタマルカ州(Argentina, Catamarca)
大きさ:20mm

アルゼンチンのアンデス山脈の東側に分布し、この属の中では最大になる。分布が限られ珍しい種だが本種が見られる場所では夕暮れに沢山の個体が飛翔するところを見られるという。一見黒い個体に見えるが、光を当てるとこのようにうっすらと青みを帯び、個体によっては緑っぽくなるものもいる。

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メネラウスニジダイコクコガネ
Sulcophanaeus menelaus (Laporte, 1840)

採集地:パラグアイ(Paraguay)
大きさ:20mm

ベーツニジダイコクコガネより東側のアルゼンチンに広く普通に分布する。ダーウィンが南アメリカで観察したという「糞虫」は本種と考えられている。さまざまな環境に適応しており、夕方に飛び回る習性を持つ。この標本はかなり大型の個体で、前胸の角の発達が著しい。



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