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ウスバアゲハ亜科(Parnassiinae)のページ

■小型から中型のアゲハチョウの一群で、化石などから似たような種類が出てくるため、蝶の中でも原始的な仲間と思われます。蛹になるときに簡単な繭を作ったり、交尾の時に雄が雌に交尾のうをつけたりと、特徴のある仲間といえます。


ウスバアゲハ亜科は約80種類ほどからなるグループです。以下の2族のグループにまとめることが出来ます。

 ●タイスアゲハ族(Tribe Zerynthiini)

日本ではギフチョウがこの仲間に入ります。主に旧北区で発展していて、タイ北部から中国の方ではシボリアゲハなど珍しい種類が生息します。

 ●ウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)族(Tribe Parnassiini)

一般にウスバシロチョウと呼ばれ、名前に「シロチョウ」とつきますが、アゲハチョウの仲間です。中型でその多くは高山や寒冷地に生息しており、厳しい環境の地域では2年がかりで成虫になります。山脈ごとに種類が進化して、沢山の亜種が記載されていて、個体変異もあるので同定が難しい種類などが含まれます。



 

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