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蝶の採集・収集

■蝶を採集することは、自然の仕組みなどを知る、最も簡単な方法といえます。また、自然保護がどこまでされているのかを確認する、簡単な方法といえます。


【採集するにあたっての注意事項】

目的無く、蝶をむやみに採るのはやめましょう。
私有地など、許可無い場所での採集はさけましょう。
天然記念物や保護地区に生息する蝶の採集はやめましょう。
採集は、周りの人の迷惑にならないよう気をつけましょう。
蝶の生息地を荒らすのはやめましょう。

捕虫網を持って、高圧電線などの近くに行くと、感電することがあります。特に長い網は、電線に触れなくても感電することがありますので、採集するときは注意してください。捕虫網による感電についてはSK竿太郎・竿イチのホームページが詳しいです。


採集道具をそろえる

捕虫網

捕虫網は、夏の間に色々な店で売られている虫採り網で十分です。専門店に行きますと、折りたためる捕虫網などが売ってあり、旅行にもっていくのに便利です。選ぶポイントとしては、蝶の羽が痛まないものであれば特にありません。

また、蝶によっては樹上高く飛んでいるものもいますので、そのような蝶をねらう場合は3〜5メートルほど長くなる、つなぎ竿や、如意棒タイプのものが便利です。

捕虫網がどうしても手に入らない場合は、自分で作ってみましょう。 →捕虫網の作り方

三角紙

三角紙は、採った蝶を傷つけないように入れておく、パラフィン紙で出来たものです。専門店に行くと、束で売ってありますので、それを買うのが良いでしょう。

大きさには小・中・大と3つの大きさがあり、蝶にあわせて使用します。

三角紙の作り方

三角紙は、パラフィン紙で簡単に作ることが出来ます。買ってきたパラフィン紙を、長方形に切り、下図の要領で折ります。大きさは、大(アゲハチョウなど)・中(ヒョウモンチョウなど)・小(シジミチョウなど)と3種類作っておくと便利です。枚数は自分の採集目的に合わせて、なるべく多めにもっていくのが良いでしょう。

三角紙の折り方

・足りないときは

採集をしている最中に、三角紙が足りなくなったときは、間に合わせの紙でとりあえず三角紙を作ることがベストです(例えば千円札など・・・)。小さい蝶については三角紙を中央から折ることで、2頭納めることもできます。あまり紙質の荒い紙を使用すると、蝶の鱗粉がはげたりするので気をつけましょう。

三角ケース

採集して三角紙に入れた蝶を入れる容器です。市販されている、ベルトにつけられるものが便利です。最悪、タッパーなどで代用できますが、効率が悪いので購入することをお勧めします。

採り方

一番蝶を採りやすいのは、花の蜜を吸いに来ているときです。特にアゲハチョウ類については大型で良く花を訪れるので採りやすい蝶の一つといえるでしょう。良く飛び方を観察して、行動パターンが見えてくれば、採りやすくなります。

アゲハチョウなどは、蝶道を通っているので、ここで待ち伏せして採ることもできます。

蝶を採るときには色々なテクニックがあります。採集テクニックについては採集テクニックのページへ

目的の蝶を採る

採りたい目的の蝶があれば、その蝶のことを詳しく知らなければなりません。まずは、以下の情報を図鑑などで調べましょう。

どこにいるのか

蝶がどこに分布しいるのか、また、どのような場所を好んでいるのかを調べましょう。例えば、オオムラサキなどは、東京では非常に珍しくなかなか採れませんが、山梨や長野の方へ行くとたくさんいます。さらに、山梨の中でも雑木林など樹液が出ているところに多くいます。雑木林のそばに、オオムラサキの食樹であるエノキが発生していれば、更にたくさん見ることが出来るかもしれません。

いつ頃から発生しているのか

蝶がいつ頃から発生しているのかを調べましょう。ツマキチョウを採集したければ、春、桜が咲いた頃から飛び始めますので、そのころを目安に採集に出かけます。9月頃に採集しようとしても、ツマキチョウはいません。

何時頃から飛んでいるのか

ほとんどの蝶の場合、午後は活発になわばりを張っていたり、飛び回っているので、採集が難しくなります。やはり、寝起きでなんとなく元気が無い午前9〜11時くらいが吸密をしたり、採りやすい時間帯です。ミドリシジミなどの蝶は、ある特定の時間でないと、飛ばないのでそれ以外の時間は非常に見つけにくくなります。たとえば、メスアカミドリシジミは午前10時〜12時ごろを中心に活発に活動していますが、これ以外の時間は木に静かにとまっています。

習 性

蝶の習性を調べておくと、採りにくかった蝶も簡単に採れるようなことがあります。縄張りをもっている蝶であれば、あわてず、蝶の行動パターンを見極めてから網を振れば採れる確率が高くなります。

採った蝶の扱い

蝶が網に入ったら、すぐに網をかえして蝶が逃げ出せないようにします。その後に素早く、網の上から蝶を抑えて蝶の胸をもって網から取り出します。

採った蝶を標本にする場合は、網の中で人差し指と、親指で蝶の胸を持ち、強く押すとすぐに死にます。これをすぐに三角紙に収納しておきます。マダラチョウや大型のオオムラサキなどはこの方法でも中々死なないことがありますので、気をつけます。網から取り出した途端に飛んで逃げられることがありますので、死んだことを網の中で確認してから、取り出します。

採った蝶は、いつ、どこで、誰が採ったのか詳しく記録を取っておきましょう。三角紙に書き込むときは、蝶が傷つかないように気をつけて書きましょう。

持ち帰った蝶は、一度冷凍庫に入れることをお勧めします(30分ほどで十分です)。この方法によって、死にきれていない蝶などを処理することができます。標本にする時間がない時は、そのまま冷凍庫で保管しておくことができますが、冷凍庫の中でも蝶は少しずつ乾燥していきますので注意しましょう。



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