| ナビゲーションバー: | >ぷてろんワールド>蝶の体について |
●昆虫類と共通している点
蝶は昆虫の仲間ですから、他の昆虫類と共通する特徴がいくつかあります。カブトムシ、クワガタ、セミ、バッタ、アリ、ハチなどなど、みんな下にあるような特徴を全て持っています。逆に言えば、昆虫ではないカニ、エビ、ムカデやクモなどにはいくつか共通する点があっても、全てが共通している訳ではありません。
1. 外骨格(がいこっかく)である。
2. 体は、頭・胸・腹の三つの部分に分かれている。
3. 頭には、1対の触角(しょっかく)と、1対の複眼(ふくがん)をもっている。
4. 胸には、2対の羽と3対の脚がある。
5. 変態(へんたい)をする。
●蝶の仲間で共通している点
蝶は、昆虫の中で「鱗翅目(りんしもく)」という仲間に分類されます。つまり同じ昆虫の仲間でも、カブトムシ、コガネムシ、クワガタムシ、オサムシなどは「鞘翅類(しょうしもく)」という羽が硬い仲間、すなわち甲虫(こうちゅう)に分類されますし、トノサマバッタ、イナゴ、ナナフシ、スズムシなどは「直翅目(ちょくしもく)」の仲間に入れられます。蝶が分類されている鱗翅目の中には、蛾(が)も仲間に入ります。蝶と蛾の体の特徴をあげると、以下のような点があります。
1.羽は鱗粉(りんぷん)と呼ばれる、鱗(うろこ)状のもので覆われている。(鱗粉のページ)
2.口は、花の蜜などを吸うときに適している、ストロー状。(成虫の体:頭部2)
3.完全変態(かんぜんへんたい)をする。鱗翅目(蝶と蛾)の仲間は、世界に10万〜15万種類ほどいると言われていて、「蝶」と呼ばれる仲間は1万8千〜2万種類いるといわれています。
●蝶の大きさ
蝶は、ほ乳類などと比べると、非常に小さな生物です。それは、外骨格の体を持った昆虫達の限界でもあるのです。外骨格は、体が大きくなり重くなると、体を支えきれなくなる欠点がありますが、一方で体全体が固い殻に守られるなど、色々な長所もあります。みなさんが普段目にする「大きな昆虫」にはカブトムシや、アゲハチョウなどといった種類がいます。これらの昆虫は、世界的に見ても大きい昆虫です。
世界でもその大きさで有名な昆虫は、南米のヘラクレスオオカブトムシ(全長18センチ)やアフリカのゴライアスオオツノハナムグリ、トビナナフシ(全長30センチ)、蛾の仲間では日本の与那国島に生息するヨナグニサンなどがあります。「大きい」とはいえ、いずれの種類もゾウなどの大型動物にはとてもかなわない大きさです。恐竜が栄えていた時代にはメガニュウラというトンボの祖先が開長70センチにも達していたことが知られていますが、今ではこの様な「メガ」サイズの昆虫は存在しません。
さて、蝶はどのくらいの大きさになるのでしょうか?
●世界で最も大きい蝶
アレキサンドラトリバネアゲハのメス 前翅長120mm。
ゴライアストリバネアゲハのメスも学者によっては世界最大のチョウとされています。
▲アレキサンドラトリバネアゲハのメスとゴライアストリバネアゲハのメス●日本で最も大きい蝶
日本でもっとも大きい蝶は、意外にも千葉県など生息の北限に当たる地域にいるモンキアゲハのメス(夏型)といわれています。これは、気温が低いため、ゆっくりと成長できるからと考えられています。
▲モンキアゲハの夏型 ●世界で最も小さい蝶
世界で最も小さいと紹介される蝶ではチチカカヒメシジミ(前翅長5mm)が有名です。その他では北アメリカから中央アメリカに分布する、コビトシジミ(前翅長5〜7mm)も世界で小さい蝶に入ります。種類も少ない大きなトリバネアゲハ類と比べると小さい蝶の種類は多く、どの種が世界最小と断定するのは難しいです。
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▲コビトシジミ
●日本で最も小さい蝶
日本で最も小さい蝶の種類とされているのは、ハマヤマトシジミ(前翅長5〜6mm)です。
●蝶の体の中
蝶の体の中はどうなっているのでしょう?いくつかのカテゴリに分けて見てみましょう。
・体液と心臓
・呼吸について
・食べ物の消化
●蝶の体の構造
では、蝶の体を更に詳しく見ていきましょう。
その前に、「蝶」は普段私たちが見ている、ひらひらと飛んでいる昆虫と思うのが一般的ですが、本当は、卵も、イモムシである幼虫も「蝶」なのです。蝶は卵から幼虫、蛹、成虫へと姿を変えていく完全変態(かんぜんへんたい)をする昆虫です。それぞれの成長過程での姿はそれぞれ全く異なった形をしています。ここでは、それぞれのステージでの蝶の体について説明します。
【卵】
【幼虫】 【蛹】
【成虫】
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